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    <title>頭の片隅</title>
    <link>https://sousou.kashi-hondana.com</link>
    <description>頭の片隅・小説更新情報</description>
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    <copyright>Copyright ©2026 蒼田.</copyright>
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      <title> - 言葉に出来ない思いをカーネーションに添えて</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1410/section/27189</link>
      <pubDate>Fri, 10 May 2024 20:02:00 +0900</pubDate>
      <description>私はショッピングモールにきている。母の日のプレゼントに赤いカーネーションを渡すためだ。けれど踏ん切りがつかない。どうしようぅ。

＊本作は「市瀬まさき」さま主催自主企画「文系1000本ノック」参加作品です。お題は「赤色」</description>
      <content:encoded><![CDATA[「どうしよう」

　私は一人ショッピングモールの中にある硬質なベンチに座り悩んでいた。
　今年の五月十二日は母の日。
　赤いカーネーションを買いにきたのだけど足が進まない。

　いつもお母さんはあれこれと口を挟んでくる。
　それに苛立って荒い口調で返してしまっているのだけれど、お母さんが嫌いなわけではない。
　た、確かにちょっとうっとおしいと思う時もある。
　けど私の為を思って言ってくれているのは、ま、まぁ……わかるから。

　素直に言うことを聞くのはそれはそれでムッとする。
　これでも私は立派な大人。
　高校生だけど、もう大人!
　あまり親の指図は受けたくないっ!

　『感謝の気持ちは早めに伝えておくに越したことないよ』

　この前学校で友達に言われた事を思い出す。
　確かにそう。
　最近お母さんに「ありがとう」って伝えてない。
　だからこうして母の日にカーネーションを買いに来たのだけれ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 旧友は春の訪れと共に</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1409/section/27188</link>
      <pubDate>Wed, 24 Apr 2024 07:08:00 +0900</pubDate>
      <description>旧友が上京した。僕は彼を連れてお花見へ行くことになる。地元では見れないソメイヨシノに目を輝かせる旧友だが――。

＊本作はノベルアッププラスさまの公式イベント「春の五題小説マラソン」のお題「桜」参加作品です。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　僕は友達と一緒にお花見に来ていた。
　ピンク色よりもさらに薄い桜色の花弁が温かい風に揺られてふわりふわりと舞っている。

「おー、咲いとる咲いとる」
「綺麗だね」
「やな。俺達の地元じゃ気軽な所にソメイヨシノ、咲いちょらんからな」

　今年上京した友達が物珍しそうに周りを見ている。
　僕達の地元でソメイヨシノをみたことはない。
　彼が珍しそうにするのは当然だ。
　かく言う僕も上京した時は「綺麗だな」って似たようなことをしたっけ。
　
「もういっぱいだね」
「まぁ～これだけ綺麗だったら仕方ないか」
「もしかしたらまだ場所があるかもしれない。探してみようよ」

　彼は「そやな」とニシシと人懐っこい笑顔を浮かべて僕に向く。
　昔から変わらない笑顔を見て僕は一安心。
　足を進めながらお花見が出来る場所を探す。
　座っている人をみるともう飲み始めている人もいるみたいだ。
　若干の鼻につく匂いを苦笑...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 大学デビューの努力は大体空回りするものだ</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1429/section/27222</link>
      <pubDate>Wed, 17 Apr 2024 09:01:00 +0900</pubDate>
      <description>俺は「彼女を作る」という目標を掲げて身なりを整える。髪は茶色に染め軽くカールさせ、服は流行のものを取り入れて。けれど先に友達に彼女ができた。いった何が違うというのだろうか。

＊本作はノベルアッププラスさま主催の公式イベント「春の五題小説マラソン」の参加作品です。本作は第四週目。お題は「高校・大学デビュー」</description>
      <content:encoded><![CDATA[　――失敗した。

　俺は大学の講義室の隅の机で突っ伏しながら心の中で独り言ちた。

　高校から上がり大学へ。
　今度こそ彼女を作るぞ! と意気込んで俺は準備をした。
　周りに合わせるように黒い髪は薄い茶髪に。長さは高校の時みたく坊主ではなくミディアムショートで整え、毎日ワックスをつけて部分的に当てたパーマに沿ってくるりと。
　高校を卒業するまでスポーツ一筋だったため服のセンスは壊滅的だった。
　けれど必死に勉強して周りと比べて大差ない水準まで持ち上げた。
　なのに……なのにどうしてっ!

　悔し涙を拭きながら少し顔を上げると同級生がグループを作って話している。
　見ると今この教室に残って昼ご飯を食べているのは学部一年全体の十分の一ほど。
　他の皆は外か学食に食べに行ったのだろう。
　いやもしかしたら一人暮らしの彼氏に手料理を……ごぶふぁっ!

　く……。想像だけで俺に瀕死のダメージを与え...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 隣の義妹さまの様子がおかしいのだが</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1418/section/27200</link>
      <pubDate>Mon, 08 Apr 2024 20:02:00 +0900</pubDate>
      <description>義妹は俺と同じ大学へ進学する。引っ越しの手伝いをする中で俺と義妹は話すようになり仲を深めていくのだが。
昔はツンツンしていた彼女だが、どうやら様子がおかしい。というよりもかなりおかしいよね?!

＊本作はノベルアッププラスさま主催の公式イベント「春の五題小説マラソン」の参加作品です。本作は第三週目。お題は「引越し」</description>
      <content:encoded><![CDATA[　幾つもの段ボールを三階の一室に運び終えたあと俺は玄関前でへばった。
　がんばった……。流石俺、頑張った。


「……疲れたぁ」

　今日は義妹の引っ越しの日。俺は彼女の荷物運びを任された。
　荷物を車から出し終えると俺は車を駐車場へ。
　そしてやけに重たい荷物を三階まで運んだのであった。

　大量の段ボールを背に腰に手を当てぐいっと俺の方を見る彼女は俺の義理の妹だ。
　平均的な身長にスポーティーな服。小柄な顔に黒い艶のある髪をワンサイドアップにまとめた彼女は、今年から俺と同じ大学へ進学する。
　普通義理の兄と一緒の大学なんて行こうとしないものだと思うのだけど、彼女は例外に当たるらしい。
　加えて俺の部屋の隣というのだから本当に何を考えているのやら。

「何へばってんのおにい」
「むしろなんでピンピンしてんだよ」
「鍛え方が違いますから」

　彼女はニッと笑みを作り腕を曲げる。
　ちくしょ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第1話　旅する料理人エルゼリアと竜型精霊獣ソウ - 旅の料理人エルゼリアはレストランを構えて町おこしをする</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/875/section/17344</link>
      <pubDate>Fri, 05 Apr 2024 20:11:00 +0900</pubDate>
      <description>　エルフ族の旅人エルゼリアは料理人。古今東西世界を歩き料理をしてきた。

　ある日魔境で契約精霊のソウと共にドラゴンステーキを食べた後彼女は近くの町へ行くことにする。
　途中腹ペコ冒険者ラビと出会い廃れた町へ行き、そして食事を通じて町を復興していくことにする。

　この物語は食に煩い竜型精霊獣ソウと世界各地を回った心優しき料理人エルゼリアが様々な種族が訪れることができるレストランを開業し町を復興していく物語である。

＊小説家になろうさまでは「エルフの料理亭 ～旅の料理人と食いしん坊精霊のレストランもぐもぐ経営術～」として公開しています</description>
      <content:encoded><![CDATA[「ソウ! 今度こそ綺麗に仕留めろよ! 」
「小言を言うなエルゼリア。そんなこと分かっとるわ!!! 」

　嘘をつけ、と思いながら迫りくる魔物の大群を見る。
　ゴブリンにオーク、オーガ。何ともメジャーな魔物ばかりだ。
　私は魔杖を掲げ|探索《サーチ》を使いながら食用の魔物がいないか確認。

「オークくらいか」

　独り言ちながら魔法を展開していく。
　ゴブリンの耳は錬金術に使えるがオーガは本格的に何も使えない。
　繊維質で脂肪のない筋肉は食べれたものじゃないし食べる気にもなれない。
　魔物達のバリエーションの少なさに気を落としながらも魔力を高める。

「では殲滅といこう。|魔硬連弾《バレット》」

　魔法を発動させると魔法陣から無数の硬化された魔弾が大群を襲う。
　ドドド、と言う音と共に「Gaaa!!! 」とい魔物達の悲鳴が上がる。
　展開した魔法は相手を殲滅するまで続き、状況に狼狽している...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 桜色ポニーテールの攻略法</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1467/section/27655</link>
      <pubDate>Fri, 05 Apr 2024 13:07:00 +0900</pubDate>
      <description>受け取りますか? 拒否しますか?

＊本作は「市瀬まさき」さま主催自主企画「文系1000本ノック」参加作品です。お題は「桜色」</description>
      <content:encoded><![CDATA[「何その貧相な弁当。……残飯より酷いわ。貴方の弁当が貧相だと隣の席の私の品格も疑われるの。だから仕方ないわ。そう仕方ないの。貴方は私の残飯でも食べてなさい! 」

　女の子が渋々と言った表情で、顔をぷいっと横に向ける。
　雪のような白く小さな顔。薄い桜色の髪をポニーテールに括っている。
　顔と同じく白い指を弁当の下から横から覗かせ、こちらに突き出し俺の判断を仰いでいた。

　どうするべきか。

　机を指でトントントンと叩きながら考える。
　今朝は義妹が弁当を作ってきた。
　これを受け取ると必然的に義妹の弁当を残してしまうことになる。
　義妹は非常に危ない存在だ。
　愛が重いというか……、もし弁当を残すようなことがあればバッドエンドまっしぐら。
　かといって同級生からの弁当を拒否するわけにはいかない。
　この先の事を考えると、多少の命の危険を感じても受け取るべきだろう。
　義妹は……やり過ご...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 一度昔に戻るために</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1428/section/27219</link>
      <pubDate>Wed, 03 Apr 2024 13:51:00 +0900</pubDate>
      <description>卒業式が終わり教室に戻る。泣き虫先生が入ってくると最後のホームルームが始まった。そして記念写真を撮ることになり――。

＊本作はノベルアッププラスさま主催の公式イベント「春の五題小説マラソン」の参加作品です。本作は第二週目。お題は「記念写真」</description>
      <content:encoded><![CDATA[　卒業式が終わり私達は教室に戻る。
　席につき友達と話しているとガラガラと音が聞こえジャージ姿の先生が入ってきた。
　ゆっくりと。先生はいつもよりもゆっくりと私達の前を歩き、教壇に立つ。
　そして顔を歪めながら高校生活最後のホームルームが始まった。

「えー。皆さんは、誰も落第することなく今日高校を卒業します。正直な所、成績が怪しい人がちらほらいましたが、我々教員のふんばりにより……」
「いやそこは本人だろ」
「お前……。最後の最後まで赤点取りやがって……。なぁ……本当に再試の都合をつけるの大変だったんだぞ? 」
「最後まで俺と付き合えて、楽しかっただろ? 」
「冷や冷やしたわっ! 」

　赤座君が先生を茶化して周りから笑い声が上がる。
　泣きそうだった先生も表情が柔らかくなったみたい。
　しんみりとした雰囲気だったけど彼が取り払ってくれたようだ。
　気を持ち直してホームルームは再会される...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 新しい風吹き抜ける入学前オリエンテーション</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1412/section/27191</link>
      <pubDate>Tue, 26 Mar 2024 12:52:00 +0900</pubDate>
      <description>佐藤道信は入学前オリエンテーションに来ていた。ウトウトしながら先輩の話を聞いていると、突如肩を叩かれる。

＊本作はノベルアッププラスさま主催の公式イベント「春の五題小説マラソン」の参加作品です。本作は第一週目。お題は「春一番」</description>
      <content:encoded><![CDATA[　大勢の学生が席に座る中、僕もその一人として柔らかい椅子に座っていた。
　背筋を伸ばし前を見ると、そこでは大学のオリエンテーションを仕切っている人が挨拶をしている。
　けれど眠たい。
　コクリコクリとしながらも眠らないように気を付ける。
　気を付ける――。

「! 」
「あ、ごめん。そんなに驚くとはおもわなかったから」

　いきなり肩を叩かれびくりとする。
　な、なんだろう?!
　先輩の話は……終わっているのか。

「移動、始めたよ? 」

　急に覚醒した目でゆっくりと右を見て左を見る。
　すると彼女が言った通り会場はガヤガヤとし皆移動を始めていた。
　ウトウトしていたけれど僕はいつの間にか寝ていたのか。

「起こしてくれてありがとう」
「それほどでも」
「あ～、僕の名前は佐藤道信」
「私は加藤春香。これからよろしくね」

　彼女は軽く手を振って席を立つ。僕も「よろしく」と答えて出口へ向か...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - それでも尚彼は走り続ける</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1388/section/26771</link>
      <pubDate>Tue, 19 Mar 2024 10:17:00 +0900</pubDate>
      <description>男性が会社へ向かって走っている。けれどどこかおかしいのだが――。

＊本作はノベルアッププラス様公式企画「意味がわかると怖い話投稿フェア」参加作品です。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　半袖シャツの会社員の男性が会社へ向かって走っている。
　厚手のコートを着た人達を後にしながらも、彼らをすり抜けていく。
　早朝にかけて雪が降ったためか、コートを着た会社員達の足跡を作るくらいには雪が積もっている。
　既に朝陽は登り一時間以上経っており雪をとかそうとしている。
　けれど人の体を温めるには不十分なようで、彼らの口からは白い息が零れていた。

　寒空の中、彼は会社員の群れから離れる。
　人気の少なくなった歩道をさらに走る。
　雪の厚さが増し、積もった白い雪に柔らかさが現れる。
　殆ど人が通っていないのか、彼が走った後も雪に足跡は残っていない。

　更に彼が走ると再度車のエンジン音が響く。
　彼の目に信号機が見えて来るが焦っているのか速度を落とさない。
　信号機が変わる音と共に車が動く。
　けれど止まることなく彼は横断歩道を――。

　★

　会社員の男性が会社へ向かって走ってい...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 石と言葉の処方箋</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1193/section/20637</link>
      <pubDate>Tue, 12 Mar 2024 08:01:00 +0900</pubDate>
      <description>パワーストーンを使っているOLは、最近イライラが止まらない。それを店主のお婆さんに相談するとターコイズブルーのパワーストーンを勧められた。

＊本作は「市瀬まさき」先生主催自主企画「文系1000本ノック」参加作品です。お題は「ターコイズブルー」</description>
      <content:encoded><![CDATA[「――で、最近イライラが収まらなくて」
「それはつらいねぇ。なら今日はこのパワーストーンだね」

　私はパワーストーンを身に着けている。
　これをもっているのともっていないのとでは全然気分が違う。
　だから今日もいつもパワーストーンを買っているお店にきた。
　最近の事をお婆さんに相談すると青いパワーストーンを渡してくれる。
　ターコイズブルー、っていうんだっけ。この色。

「こいつはね。気分の波を抑えてイライラを解消してくれるだよ」

　言いながら私の手にターコイズブルーのパワーストーンを置く。
　お婆さんは少し唸りながら違うパワーストーンを取り出しまた手に置く。
　専門的な事はわからないけど、どうやらこれで相性を見ているみたい。
　本当に専門的!

「これでよし」
「今日もありがとう。お婆さん」
「このくらいなんてないよ。ま、こんなもん気休めみたいなものさ。これ以上酷くなるようだったら病...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>元教員とアメリカから帰って来た婚約者: 貴方を隣で支えるために - 独身貴族とクールビューティーの再会</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1328/section/23448</link>
      <pubDate>Wed, 28 Feb 2024 12:16:00 +0900</pubDate>
      <description>赤司泰虎は高校教師である。ある日のこと、彼は父に呼ばれてお見合いをする事に。「Yes. 」以外に答えがないお見合いに溜息をつきながら会場に向かうが、そこにいたのは学校の女子生徒「佐藤綾香」であった。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　――だらしない人。

　それが私が初めて泰虎さんと出会った時の印象でした。
　初めて出会ったのは高校の数学の授業。
　身長は高いけれどどこか頼りない雰囲気を纏った男性。
　髪もぼさぼさで授業も必要な所しか教えない一般的な教員。
　一方で服はきちんとしていて、身なりと言動が一致しないアンバランスな人。
　そのちぐはぐさが不気味さを出していたのを覚えています。

　次に記憶しているのは私が同級生に陰口を叩かれている場面。
　いつもの事なので気にしない様にしていましたが、耳が傾いてしまったのは仕方のない事。
　僅かな痛みを胸に覚えながらも去ろうとした時、泰虎さんの声が。

「そういうのは……感心しないなぁ」

　呆れた口調で、いつものような気怠そうな口調で咎めました。
　もしかしたら他の生徒も庇っているのかもしれません。
　もしかしたらただ一般論を述べているだけかもしれません。
　しかし、私の...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>赤司泰虎の悠々気ままな独身貴族生活 - 独身貴族とクールビューティーの再会</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1328/section/23447</link>
      <pubDate>Wed, 28 Feb 2024 12:16:00 +0900</pubDate>
      <description>赤司泰虎は高校教師である。ある日のこと、彼は父に呼ばれてお見合いをする事に。「Yes. 」以外に答えがないお見合いに溜息をつきながら会場に向かうが、そこにいたのは学校の女子生徒「佐藤綾香」であった。</description>
      <content:encoded><![CDATA[「――であるからにして……」

　高校の一室。
　ガヤガヤと騒がしい中、ぼさぼさの髪をした男性が気怠そうにホワイトボードに向かっている。
　キュ……と少し頼りない音を出しながらもタブレットを操作し授業を進める。
　一段落着きタブレットから顔を上げるも、心の中で溜息をつく。

「ではこの問題を……」

　言いながら教室を見渡すと「はい! 」と元気よく手を上げる女子生徒に目を留めた。
　彼女の声に、彼女の周囲はチラリと目をやる。
　「また……」と思いつつも自分達に質問が振られるよりもマシと思い彼女から目を離した。

　教員からしても毎回同じ生徒に質問を当てるのはよろしくない。
　だが手を上げる女子生徒を無碍にすることもできない。
　他に問題に答えてくれる生徒がいないか探すもおらず、結局彼は心の中で大きく溜息をつき問題を当てる。

「では佐藤。これを解いてみろ」
「はい! 赤司先生――」

　ス...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 夏の暑さは人をおかしくしてしまうようだ</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1192/section/20636</link>
      <pubDate>Sun, 18 Feb 2024 13:03:00 +0900</pubDate>
      <description>ある日の事。演劇部は体育館で練習をしていた。けれども友達の三木がやってこない。来たと思うと変な格好をして現れた。

＊本作は「市瀬まさき」先生主催自主企画「文系1000本ノック」参加作品です。お題は「藤色」</description>
      <content:encoded><![CDATA[　僕が体育館で台本をチェックしていると、部員が声をかけてくる。

「……」
「麻呂は三木でおじゃる」

　三木が|笏《しゃく》で口を隠しながら言う。
　……なにがあった。
　暑そうな藤色に染めた服を着て、顔を白くしたり眉を丸く書いたり……。そんな役あったか?

「やめてっ! 無言は流石に恥ずかしい」
「……なにしてんの」
「貴族ごっこ」

　高校の夏は……、我が親友三木にもきつかったようだ。

　これからはもう少し優しくしてあげようと思う。]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>Part C - この町の店には神が通る</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1240/section/22148</link>
      <pubDate>Sun, 14 Jan 2024 21:04:00 +0900</pubDate>
      <description>ある日、ホラー系チャンネルの動画投稿者の元へうどん店の店主が怪奇現象が起こったと動画を持ち込んだ。中身を確認するも何も起こらない。だが時間が押している動画投稿者は店主の動画を採用し、そして撮影に入ったのだが――。

＊本作はノベルアッププラスさま主催の公式企画「うどん小説・エッセイコンテスト」</description>
      <content:encoded><![CDATA[「何あれ何あれ何あれ?! 」

　暗い部屋の中、一人の女性が食い入るようにパソコンを見ていた。
　彼女はホラーチャンネルの視聴者の一人。
　夏の暑い日に涼を求めてお気に入りのチャンネルを視聴している。

「やらせ? 」

　首を傾げながら、彼女は何度か動画を制止させたり巻き戻したりする。
　けれど結果はかわらない。
　ズズズと言う音が彼女に聞こえると、一瞬のうちにうどんが無くなっているのだ。

　他の視聴者も彼女と同じことを考えたのか、コメント欄が荒れていく。
　けれども更に動画を進ませると、ちぐはぐな会話が彼女を混乱させる。

『今回はなにも起こりませんでしたが――』

　: いやめっちゃ起こってるやん?!
　: すする音したよ?!
　: うどん無くなってるって……。
　: 何? 事故?
　: これが本当の怪異、か。

「やっぱり……」

　彼女は動画を見終わると椅子に背もたれて伸びをす...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>Part B - この町の店には神が通る</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1240/section/22147</link>
      <pubDate>Sun, 14 Jan 2024 21:04:00 +0900</pubDate>
      <description>ある日、ホラー系チャンネルの動画投稿者の元へうどん店の店主が怪奇現象が起こったと動画を持ち込んだ。中身を確認するも何も起こらない。だが時間が押している動画投稿者は店主の動画を採用し、そして撮影に入ったのだが――。

＊本作はノベルアッププラスさま主催の公式企画「うどん小説・エッセイコンテスト」</description>
      <content:encoded><![CDATA[　――この町の店は神が通る。

「そう言って先代は毎日必ずうどんを二つ置いて店を閉めていたんですよ」
「それはずっと? 」
「らしいですね。私は信じていませんでしたが、先代も先々代も創業からそうしてきたらしいです。何度思い返してもおかしな風習だったと思いますよ」
「確かにこの辺では聞かない風習だね。で……、そのうどんはどうなるの? 」
「それが奇妙なことに出勤すると汁の一滴も無くなっているんですよ」
「失礼だけど店長さんが除けたんじゃない? 」
「最初は私もそう思っていたんですけどね。ある日――」

　白い制服を着たうどん店の男性が、照明を落とした部屋で隣に座る男性に教える。
　彼らの前には一つの撮影機材とスタッフ。
　ここは動画配信のための撮影スタジオで、今はホラー系チャンネルの撮影を行っていた。

「――で、代も交代をしてそのことを思い出しまして……」
「今回の動画がとれた、と? 」
...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>Part A - この町の店には神が通る</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1240/section/22146</link>
      <pubDate>Sun, 14 Jan 2024 21:04:00 +0900</pubDate>
      <description>ある日、ホラー系チャンネルの動画投稿者の元へうどん店の店主が怪奇現象が起こったと動画を持ち込んだ。中身を確認するも何も起こらない。だが時間が押している動画投稿者は店主の動画を採用し、そして撮影に入ったのだが――。

＊本作はノベルアッププラスさま主催の公式企画「うどん小説・エッセイコンテスト」</description>
      <content:encoded><![CDATA[　男が子供を連れて店内を見渡す。
　自分達に用意された席を見つけて、ゆらりと歩く。
　子供は「早く行こう」と言わんばかりに男を促す。
　が、それを窘めつつ席に着いた。

　机に置かれているのは「うどん」。
　作りたてのようにホカホカと蒸気が立ち昇っている。
　美味しそうなうどんに急かされるように割り箸を手に取り手をあわせる。
　箸をパキ音を立て、汁に良く絡まったうどんを持ち上げ、一気にすする。

　ズズズズズ……ツルッ!

　気持ちの良い音が二つ店内に鳴る。
　みるみるうちに丼の中が無くなり、二人は手をあわせて、店を出た。]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 私のアキト君攻略手帳</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1191/section/20635</link>
      <pubDate>Sun, 14 Jan 2024 21:04:00 +0900</pubDate>
      <description>ある日のこと。カオリは友人マリと共に放課後教室に残っていた。カオリは意を決してマリに「アキト君は付き合ってる子がいるのだろうか」と聞く。そんな時、当の本人アキトが教室に入って来て――。

＊本作は「市瀬まさき」先生主催自主企画「文系1000本ノック」参加作品です。お題は「蛍光ピンク」</description>
      <content:encoded><![CDATA[「ねぇ～。アキト君、つ、付き合ってる子いるのかな」
「あのねぇ……。私じゃなくて本人に聞きなよ」
「で、出来るはずないじゃん! 」

　放課後、私は椅子に座ってマリに聞いた。
　本人に聞くって……。
　それが出来るならもうやってるよ。

「お? アキト」
「え?! 」

　ガラガラ、と教室が空くとマリがいう。
　向うも私達に気が付いたようで軽く手を上げながら教室の中に入ってきた。

「何しに来たの? 」
「……自分のクラスに戻っただけでそんなこと言われるとは思わなかった」
「でもアキト部活じゃん」
「あ～。そうだけど……、部活で使う道具を忘れた」

　マリが「そっか」と小さくいう。

「で、アキト」
「……なんだ? 」
「アキトは付き合ってる子、いるの」
「はぁ? 」

　ちょっとマリ! 何言ってるの?!
　アキト君も困ってるよ。

「い、いねぇし。じゃぁな」

　アキト君はそう言い荷物を...]]></content:encoded>
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      <title> - 【グリム童話IF】もし女王が毒リンゴをプロテインに加工して白雪姫に渡したら</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1185/section/20626</link>
      <pubDate>Wed, 13 Dec 2023 19:19:00 +0900</pubDate>
      <description>筋肉至上主義を掲げる宗教が国教の国の女王様が、ある時魔法の鏡に「この世界で一番美しい筋肉をしているのは誰かしら」と聞く。総合判定で白雪姫に負けた女王は毒リンゴを白雪姫に食べさせることにする。
一方白雪姫は森の中にある小屋で7人の小人達と一緒にトレーニングをしてすごしている。ある時買い物から帰り、食事をし、トレーニングを始めようとすると老婆が訪ねて来る。老婆は「ザマス製プロテイン」の新作を彼女に進める。新作と聞いて喜ぶ白雪姫は、7人の小人達と一緒にリンゴ味のプロテインを飲むのだが――。

＊本作はノベルアッププラスさまにて2023/ 12/ 8より開催された「新釈グリム童話フェア」に参加した作品になります。
＊お題は「白雪姫」で。必須キーワードは「鏡」「毒りんご」「7人の小人」</description>
      <content:encoded><![CDATA[「ナイスバルク! 」

　一人の女性が鏡の前でポージングをしている。
　魔法の鏡に掛け声をさせている彼女はこの国の女王だ。

「今日もいい汗かいたわ」
「いい血管出てるよ! 」

　魔法の鏡の言葉に気分を良くしながら、彼女はメイドからタオルを受け取る。
　汗を優雅に拭きながら、ふと気になった事を魔法の鏡に聞いた。

「……この世界で一番美しい筋肉をしているのは誰かしら」

　その言葉に魔法の鏡は考える。
　いつもはすぐに答える彼が何も言わない事に疑問を覚えながらも少しまつ。

「最も美しい上腕二頭筋は女王! 大胸筋も女王! 大腿四頭筋も女王! ――」

　と魔法の鏡が答えて行く。
　女王は彼女が一番であるということに気分を持ち返す。
　だが――。

「――最も美しい腹直筋は白雪姫! 最も美しい脊柱起立筋は白雪姫! 最も美しいハムストリングスは白雪姫! 総合的に白雪姫が一番!!! 」
「なん...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 【グリム童話IF】もしもロバ達がブレーメンにいったら</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1184/section/20622</link>
      <pubDate>Mon, 11 Dec 2023 19:44:00 +0900</pubDate>
      <description>今や国で大人気のブレーメンの音楽隊。彼らは自分達の始まりの地でロックフェスが開催されると知って参加する。フェスも終わり家に帰ろうとするが家に異変を感じ取る四人。彼らが感じた異変とは――。

＊本作はノベルアッププラスさまにて2023/ 12/ 8より開催された「新釈グリム童話フェア」に参加した作品になります。
＊お題は「ブレーメンの音楽隊」で。必須キーワードは「ロバ」「強盗」「音楽隊」</description>
      <content:encoded><![CDATA[「イェェェェェェェェイ!!! 皆俺達の為に集まってくれてありがとぉぉぉぉ!!! 」
「「「ウォォォォォォ!!! 」」」
「今日は楽しんで行ってくれ。最初の曲は――ブレーメンだ! 」

　一匹のオンドリがマイクをもって鶏冠を振り回しながら叫ぶ。
　そしてブレーメンロックフェスが始まった。

　★

「いやぁ最高だったな。今回のフェスも」

　フェスが終わった後、オンドリ達は暗い夜道をあるいていた。

「おれ達のような老いぼれでもこんな場に出ることができるとは。世の中はわからんのぉ」
「いやいや何言ってるんだロバ・リーダー。おれ達はまだまだこれからだぜ」

　イヌの言葉に他の音楽隊のメンバーも続く。
　むず痒いような、しかし嬉しいような感情がこみ上げロバは楽器を背負いなおす。

「ん? あかり? 」

　家が近くなると異変に気付く。
　気付いたネコが眉をひそめて仲間を見ると、彼らも異変に気付い...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title> - 【グリム童話IF】灰かぶり姫がもしもスパイだったら</title>
      <link>https://sousou.kashi-hondana.com/author/page/1183/section/20621</link>
      <pubDate>Mon, 11 Dec 2023 10:14:00 +0900</pubDate>
      <description>性悪な義母と義姉にこき使われながら生活をしていたシンデレラ。
ある時王城から第一王子の婚約者を決めるパーティーが開かれることになる。けれどシンデレラは一人残される。だが彼女には秘密があった。

そう。シンデレラは――他国のスパイだった。

＊本作はノベルアッププラスさまにて2023/ 12/ 8より開催された「新釈グリム童話フェア」に参加した作品になります。
＊お題は「灰かぶり姫」で。必須キーワードは「シンデレラ」「金の靴」「白い小鳥」</description>
      <content:encoded><![CDATA[「まぁお母さまこれを見て! お城からの招待状よ! 」

　綺麗な服を着ている義姉が扉から家に入って義母の元へ行く。
　木靴を履き古びたねずみ色の上着を着ている少女が家の中を掃除をしながらチラリと彼女達をみると、何を着て行こうか相談していた三人が嘲笑う。

「貴方は無理よ」
「薄汚れた服に貧相な体。貴方が行くと私達の家の家格が落ちてしまうわ」
「家で掃除でもしていなさい! 」

　灰かぶりと呼ばれた少女は表情を変えず無言のまま下を向く。
　彼女が掃除を続ける中、義母達は舞踏会に何を着て行こうか相談しながらその日を終えた。

　★

　義母達が王城へパーティーに出立した後、灰かぶりと呼ばれた少女は庭に向かう。
　肌寒い中乾燥した空気が灰かぶりを襲う。
　少し手を擦り合わせ体をぶるっと震わせながら洗濯物の前に。
　けれど彼女は洗濯物に手を付けない。

「ははは。待ってたぜぇ。シンデレラ」

　軽...]]></content:encoded>
    </item>
  </channel>
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